絵ろうそくというものを初めて見た。二男の嫁のお母さんが、会津へ旅行して来たからと言って、ことづけて下さった。500年前から伝わる会津の伝統工芸品だそうであるが、ひっそりと、地元の人達に愛されてきたのであろう。
細いほうのろうそくは、蓮の葉が描かれている。仏壇へ飾れば、仏さんへのご馳走ということになるのだろう。
太いほうのろうそくは、菊の花。こちらは、クリスマスでもパーティーでも、雰囲気づくりに役立ちそうである。
火を灯せば溶けてなくなるものに、心を込めて絵を施される、絵ろうそくというものは、はかなさに惹かれる日本人ゆえに、作り出されたものなのであろう。
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