ピンクのソックス
エルニーニョ現象が終わったとかで、平年並みの寒さに戻るという気象予報があり、ここ数日冬に逆戻りしたような寒さだ。それで、先日、嫁のお母さんに頂いた毛糸のソックスを家に居る時に履いている。
太いアクリル毛糸でゴム編み、ガータ編み、メリヤス編み、と部分、部分でうまく編み分けられている。長時間椅子に座っていると、冷えが足から伝わってくるのだが、これを履いているとホカホカ。暖かい上に蒸れないというのが、優れたところ。太い毛糸の手編みだから、通気性が良いのだ。
昔、こういう小物を手編みする手芸がはやっていた。ところが最近は何でも大量生産、大量消費の時代。穴があいたから繕う、なんてことを知らない。すぐに安いものを買い換える。
多少値段が高くても、良いものを大事に生かし切るということは、私たち世代の美徳だといえる。
私は片付け好きで、不要になった物はさっさと処分してしまうのだが、ゴミにして捨てるわけではない。服などは、NP0のWE(ウィ)ショップへ持って行き、それを買ってくれる人がいれば、その収益金はアジアの女性を助けるための援助金とされるし、売れ残りの衣類は選別されて、海外の貧困地帯に送られる。それにもはずれた物は、ボロとしてリサイクルされる。
自分たちの不要になった品が、どこかで役に立つのはうれしいし、そのようなルートが出来ていることは素晴らしいことだと思う。
ソックスはピンク色に淡い黄色、紫色などが混じっている。こんな可愛い色を選んでくださったことが余計に嬉しい。
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