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2007年3月24日 (土)

栃木の名所めぐり

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〔明治36年に建設された松方別邸〕と〔日光の逍遥園〕

三男の婚約のお祝いの会食を両家ですることになり、栃木県へ一泊旅行をした。こちらが平年並みの寒さに戻ったと言われたとき、塩原、那須、日光は、風が吹きすさび雪が舞い散り、凍えそうな寒さだった。

これからは栃木県に親しもうと、「栃木県の歴史散歩」という本を買い入れていた。手始めにこの辺りから、と名所を数箇所巡る予定を立てていたので、息子たちの案内で車で駆け巡った。

1日目は、塩原から那須へ。まず、塩原八幡宮の樹齢800年と伝えられる逆杉を見届けると、車に駆け込んだ。次に動物や植物の化石が産出された「木の葉化石園」へ。今から数十万年前の、塩原化石湖と名付けられた湖に堆積した様々な化石が陳列されている。

それから南に下り、明治天皇に殉死した乃木大将を祭る乃木神社へ。境内には入れたのだけれど、資料館は時間切れで入れず次回のお楽しみにしておく。

夜の、婚約者のお母さんを交えた会食は豪華だった。この辺りはアパート代が驚くほど安いのだが、料理屋さんの値段もそうなのかしら、と思うほど、高級食材を種々取り入れている割りには、値段は安く、揚げたての天ぷらは格別のおいしさだった。

翌日は日光へ。東照宮ほか全施設入場できる券を買ったので、全部見なけりゃ損とばかりに、庭園を眺めたり、寺院の冷たい床の上を履物なしで、浮き足ぎみに歩いたりしながら、全行程を回り終えた。

宇都宮でギョウザを食べてしめくくり。

「喜んでもらえるのが楽しみだから作るんです」と、春の香りかぐわしい蓬もちとお米をおみやげにお持ち下さった婚約者のお母さん。お気持ちを胸にずっしりと重く 抱いて帰りました。

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