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2007年4月29日 (日)

母からたより

一昨年、母が白内障の手術をしてからは、葉書の字も読みづらくなったのではと勝手に思いこんで、電話ばかりで、私のほうからは葉書を出さなくなっていた。

ところが先日、母から、しばらく何も言ってこないけど変わりはないか、という葉書が届いた。字体は以前と少し変わっていたが、一生懸命丁寧に書こうとした様子が字に表れていた。

それなら、と私は電話でひとまず受け取ったことを知らせ、後から葉書も書いた。後日、二男の家に行ったら、二男が「おばあちゃんに、からちゃんの写真を送ったら、お礼の葉書が来た」と言っていた。

二男たちは昨年、母に「これから時々娘の写真を送るからアルバムに入れて下さい」と、アルバムを送っていた。私がやらないことを二男たちがしてくれていると、優しい気持ちを嬉しく思っている。

母は「年賀状を潤ちゃんからもらったけど、お礼を言っといて!」と書くことをおっくうがるようになっていたのに。また前向きの気持ちを持ち始めたようだ。

それならこちらもその気持ちを高められるような状況を作ってあげなくては。これからは出来るだけまめに、日常の様子を知らせてあげよう。

特別なニュースでなくても、たよりが来るということが母にとってはうれしいのだから。

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