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2007年5月 5日 (土)

煎茶のお稽古

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煎茶点前のお稽古を始めて3回目。ここらあたりは、横浜が本拠地である東阿部流を習っている人が多い。以前2年間習った静岡が本拠地の黄檗弘風流とは、まったく違う。と言っても、「煎茶にお点前ってあるの?」と聞かれるほど、知らない人も多い。

まず、お点前を始める前の作法から。そして茶巾、盆巾の使い方。先生がされるのを見てやるのだが、これがさっぱり覚えられない。覚えられなくても、繰り返し繰り返ししながら、1つずつでも覚えて進んでいくのが楽しい。

そのうち自然に身につくだろう。教本がないのだから復習しようにも、うろ覚えで間違ったまま練習していたんでは、かえってややこしくなる。

お稽古の時間を楽しめればいい。お茶を味わうという雰囲気がいい。そしておいしい玉露を何杯もいただける。生徒が一人だから。

母に”煎茶のお稽古を始める”と話したとき、『昔、おじいさん(母の父)が「抹茶は、平点前(基本の点前)ができればいい。煎茶の稽古をよくする方がいい」と言っていた』という話をしてくれた。おじいさんは華道と茶道の免状を持っていたそうである。

月に2回。今から始めるお稽古だもの。私の人生に彩りを添えてくれるもののひとつとして、ずっと続けたいと思っている。そして、上手になって、友達に玉露をふるまってあげたい。

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