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2007年5月27日 (日)

猫が腎不全に

白猫のヒナがアッという間に激やせした。ちょっと前、長男が「ヒナは太り過ぎだわー、あんまり動かないし」と言い、私は「しかたないわ、猫を引っぱって運動させるわけにもいかんしねー」と言っていたところだったのだが。

急に、食べては吐く事が多くなった。病院に連れて行かなければならないかなー、と思う一方で、医者が言っていた「猫は吐くものですから」とか、「無理に食べさせようとしなくても1日や2日食べなくても死にはしません」などという言葉を頼みに、そのうち治まるかな、と楽観的に見ていた。

ところが、どうも長すぎる。これは放って置けないぞ、と病院に連れて行った。血液検査の結果は腎不全とのこと。腎臓のろ過(血液をきれいにする)機能が衰えてしまう病気だ。しかも相当重いとのこと。

「悪くなった腎臓は元に戻ることはないので、ずっと注射を続けながら、長生きできるようにしてあげて下さい」と言われた。

良心的な病院で、費用がかからないようにするため、自宅で注射するよう勧められた。以後毎晩、2人がかりでヒナに注射をしてやっている。主人が注射針を入れる側、私はヒナを持つ側。

家で注射をやり始めて10日になる。主人に「もう慣れたでしょ」と言ったら、「イヤだけど、仕方がないからやっている」という返事。ヒナは吐くことはないが、食欲がボチボチ。

「貧血がひどいので、人間が食べるものでも何でも食べさせてあげて下さい」と言われているので、こちらが食べるつもりで買っていたチリメンジャコも”ヒナが食べた”となればヒナ用になる。

何度も何度もヒナに差し出し、ソッポを向かれて残ったままの、高級猫缶、かつおぶし、チリメンジャコなど、ルナが喜んで平らげている。

状態がよくなれば少しずつ注射の回数を減らせるそうだがまだまだ。”お願い、ヒナちゃん。家計を苦しめないで、早くよくなってね”と祈っている。

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