三男の結婚式
那須高原で三男が結婚式をあげた。今、列席した方たちを思い出しながら、こんな人たちに助けていただきながら、ここまで来れたんだなーと、感慨深い。
息子は病院の作業療法士で、嫁になったゆきちゃんは同じ病院の看護師。スピーチをしてくださった看護師長はその中で、息子が「1週間前、急性胃炎で七転八倒して苦しんだ」ことを打ち明けられた。
どうも三男はプレッシャーに弱い。今までに二度、急性胃炎で入院した。だから、私は息子が会社勤めを辞めて、専門学校に入り直す決心をしたとき、賛成した。
前日、三男は披露宴最後の新郎挨拶が、かなり重く心にのしかかっている様子だった。「頭の中で何度も繰り返し練習して一気に」と私が言えば、長男までが、「それが頭の中が真っ白になるんだよなー」と気弱な者同士、気持ちは痛いほどわかっている。
それで、頭が真っ白になったときのためにメモをしのばせることに。胃炎のほうは「1週間前に、胃が痛くなったんだけど、ピロリ菌を退治してもらったからもう何があっても大丈夫」ということだった。お医者さんの”ピロリ菌を退治”の一言は大きな安心感を与えてくれたようだ。
当日の本番はすんなり言葉がつながれて、そばの私は、ほっと安堵の胸をなで下ろした。
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