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2007年7月11日 (水)

早朝のお弁当作り

結婚式の前日、私たち一家と二男一家は、三男が勤務する病院が所有しているマンションの二部屋を借りた。

朝食はどうしようかと話していたら、三男が、「ゆきちゃんのお母さんが、朝作ってきてくれる」という。

そして、早朝7時に式場へ行く前に、お弁当を5つ届けて下さった。三男は「たいしたもんじゃないけど」と向こうサイドの言葉で渡してくれた。

お赤飯に、ゴボウとにんじんのきんぴら、破竹の煮付け、薄味に煮たきゃらぶき、キュウリのぬか漬け、少し甘みのあるカリカリ梅のような梅。よくもこんなに・・・。3時半に起きて作られたそうだ。

あとで、お母さんに尋ねると、「破竹は河原へ、友達と採りに行ったんです」とのこと。今の時期、自生しているらしい。自然豊かな栃木らしい。

もう感心してしまう。結婚式当日、私など、疲れるだろうから、ちょっとでも沢山寝ておこう、と思うのに。とても真似が出来るものではない。

とってもおいしかった。旅先での手作り弁当は格別の味。

お母さんの行き届いたお心遣いに、感謝の気持ちでいっぱいになる。

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