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2007年10月 3日 (水)

キャリーケース

友達に貰ったキャリーケースの車の部分が半分ほど割れていることが、倉敷の家に着いて気が付いた。頂いてから1年半ほど、軽くてラクチンで、泊まりがけのときはいつも、何度も使わせてもらった。

今度は買わなくては!買うなら倉敷で!私は自分の住んでいる所のほうが、余程商店も多いのだが、なぜか、郷里で買い物がしたくなる。

母と一緒に、商店街の昔からある鞄屋さんに行った。

おしゃれな模様入りの、ハンドバッグのメーカーのものが、一番に目を惹いた。「素敵だけど、少し小さ過ぎるかなー」などと言っていたら、車椅子の母から「誰でも持てるものがええよっ」と声が飛んできた。「私だけが持つんだから」と、言いながらも、”やはり旅行かばんなのだから、おしゃれ性より、沢山入れられなくては!”と、大きいほうのいくつかの中からデザインが気に入った茶色のを選んだ。

家に帰って、「少し重いかなー」と言っていたら、母が「”軽いほうがええよ”と言ってあげたらよかったなー」と言う。いまだに”やはり、年の功だな”と思わされる部分がある。

私は自分の家に帰って、主人に「これなら誰でも持てるでしょ」と家族のためを思って買ったように言っている。

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