母の入院
ケアハウスで、心臓が苦しいと訴え、救急車で運ばれたそうである。ICUで4日過ごし、状態は安定したようで、落ち着いたところでお見舞いに行ってきた。
母は長年、高血圧の薬を常用しているのだが、その日、血圧が高くなり、心臓の弁が逆流したという、聞いただけでも恐ろしいような話だった。なんでもケアハウスに売りに来る移動販売車と、農業高校の生徒が作った柿を買うためと、二度も食べ物を買いに外へ出たそうで、慌てたのかどうか。
「えらかったー。心臓がでんぐり返ったみたいじゃった」と言っていたが、「これで死ぬようなこともあるまい。まだまだ死ぬような気はせん」と、なかなか意気軒昂であった。
91才の身には、日々の生活を送るだけでも難儀なことが沢山あると思うのに、まだまだこの世を楽しみたいと頑張っている姿を見ると、こちらが励まされるようである。
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