« 母が再入院 | トップページ | ロートレック展 »

2008年2月19日 (火)

偶然の出会い

Rimg0458 【すずめを見てキキキッと声を出す・・・狩猟本能を刺激するらしい】

お互いのたまたまが重なって、思いがけない出会いをすることがある。母の見舞いのために郷里に帰ったときのこと。

新幹線から降りて最後の乗り換えで、そこからはいつでも自然に足が運んでくれるようなつもりで、下り列車に乗り込んだ。

ひとまず弟の家に行くため、一つ目の駅で降りるつもりだった。座って発車を待っていたら、目の前のホームを姑の実家のお嫁さんが行ったり来たりするのが見えた。

電車から降りて「だれかと待ち合わせですか?」と声をかけた。すると相手は驚いて「いいえ寒いから風をよけようと思って・・・」そこで発車まで立ち話ししていると、なんと私が行こうとしている駅に車を置いているとのこと。「じゃご一緒に」と言えば、「この電車は停まりませんよ」という。

まるで、私が間違って乗っているのを知らせてくれるために目の前に現れたみたいだった。

そして次の列車に一緒に乗って一駅の間、近況を語り合った。

この人には、昨年、倉敷のデパートの婦人服売り場で、母の車椅子を押して歩いていたときにも、あちらは娘さんと、孫の乳母車を押しているのに出会った。たまたま特売日で遠くからやって来たようだった。

20数年会っていなかったのに、亡き姑の取り持つ因縁か、3年前お葬式に来てくれてから毎年会っていることになる。

|

« 母が再入院 | トップページ | ロートレック展 »