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2008年4月 8日 (火)

O脚

92才近く生きてきた母は、老いのいろんな姿を見せてくれた。

それにはこうありたいと思うものであったり、こうはなりたくないと思うものであったり。

母はO脚がひどかった。それは大腿骨を骨折してからよけいひどくなったように思う。両膝が10センチは開いていた。だから重心が安定していなくて、危なっかしく、痛々しかった。

一緒にいるときは、転ばないか、けつまずかないか、滑らないか、とにかく足が一番気になった。

数年前、私は写真によって自分の脚がO脚になっているのに気付いた。一時は医者の門をくぐろうかと思ったくらい気になった。

でも考えてみれば長年の生活習慣から徐々になったものだろうから、これから意識して膝と膝の間を縮めるようにしたら矯正されるのではないかと思い直し、以来、時々思い出したように両膝をくっつけるように力を入れたりしている。

そして雑誌でO脚をつくる生活習慣について書いてあるのを見つけた。それには★片脚に体重をかけて立つ★立つときに脚をクロスさせる★横座りやあぐら★椅子に脚を組んで座る★横向きやうつ伏せで寝る・・・など。

これらのことを常に頭に置いて行動しよう。そしてできるだけ美しい姿勢を保つよう意識しよう。姿勢から老いを感じ取られないように。

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