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2008年5月16日 (金)

母の日のさくらんぼ

今年の母の日の、三男夫婦からのプレゼントは、山形直送のさくらんぼが24粒だった。

桐箱に入ったそれは、一粒一粒に労苦が込められたような、季節を先がけて「ハウス加温栽培」された飛び切り贅沢なものだった。

三男たちは「買っては食べられないようなもの」を食べさせてくれようとしたらしい。

一粒が200円もすると聞いて、私はただただ驚いた。

これほど高級なものでなくても、この母には、”もったいなくて買ってまで食べないもの”はいっぱいあるのですよ!

でも二人の気持ちは痛いほどうれしい。(痛いのは高い物を買ってもらった申し訳ない気持ちが含まれるから)

ちょうど来ていた二男一家と、一人5粒くらいづつ贅沢品を味わった。結局、”1ヶ月以上も早く食べられる”というのが、この値段なのだろうな、と皆が思った。

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