宝石の再リフォーム
何十年も前に母からもらった2つの指輪を、1年前、1つのブローチに作り直したのだったが、どうも好きになれない。
珊瑚のピンク色とトパーズのオレンジ色が、色・形ともに調和しないのである。
最初にお店に持って行って、リフォームする店員さんに「1つのブローチにしたらどうでしょうか?」と聞いたら、「いいんじゃないですか」と言われ、その気になってしまったのだが。
見るたびに”気に入らない。どうしたものか!”と考える。これじゃ一生愛用する気にはなれない。
ついに再リフォームすることにした。
同じ店員さんに、「どうも取って付けた感じがして」というと、今回は「そうですね。これだけ色が違う物を一緒にするのはね。1つならよかったんですけどね」と言われる。
”それをどうして最初に言ってくれなかったのか!”
こちらの想像力が及ばなかったせいではあるが、おかげでブローチの加工代を損した。
今度はどちらも銀の枠をつけたペンダントトップにした。珊瑚もトパーズもそれぞれ美しい。これで、生涯愛用する気になった。
このお店は、利用したらいつもサービスに小間物などをくれるのだが、今回は小さめの買い物バッグだった。
この男性店員さんは「このバッグは少し小さめですが、これがかえっていいんですよ。バッグに入りきらないと思うと買い物を控えられますからねっ」と言った。
これが宝石店の店員さんの言うことかしら。
お買い得品でもあれば少々多めに買っても、トクしたーって気分になるものなのに。バッグは大きいのが好き!
宝石店でこんなしみったれた言葉を聞くとは思わなかった。
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