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2008年7月18日 (金)

源山窟

前回の塩原観光では、そばを通りながら、息子の「小さい洞穴に人形がいるだけで、たいしたことない」という言葉に、パスした、源山窟だったが。

”石灰岩地に出来た自然の空洞”として見れば、たいしたことはない大きさではあるが、その歴史的な存在を知れば、のぞいてみたい。

平安時代末期、源三位頼政の孫で、源義経の側近であった源有綱が、戦いに敗れて、平泉に行く途中、潜んでいたところを発見され、源頼朝方に殺されたと伝えられている。

中には、有綱や家来の人形が置かれていて、「フーン、こんな狭いところに身を潜めていたのか」と、800年ほどの昔を思いやったり、興味深かった。

でも入場料700円は少し高いかな?と思ったが、管理人が、系図を示しながら説明してくれたので、これも料金の内なのだな、と納得した。

見終わって出てきたら、大勢の女性の団体が説明を受けていた。

私たちには簡単だったのに、義経の正妻は卿御前(さとごぜん)で、静御前は側室だっただの、随分詳しい説明をしていた。

女性たちはうなずきながら熱心に聞いていた。結構商売上手なんだ!

これからも、塩原に行くたび、観光地めぐりをしよう。周辺に足をのばせば、まだまだ行きたいところはいっぱいある。

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