嗜好の変化
長男が週末に家に帰って、日曜日の晩に自分のアパートへ戻るときは、二日分くらいのお惣菜を持ち帰らせることにしている。
前は煮物のようなものは、「少しでいい」と言っていたのが、最近は肉類より煮物の割合のほうが多くなった。
いつも青菜はゆでて2、3日食べられるくらいにする。今週はホウレンソウとオクラにした。かぼちゃの煮物は「もう少し入れて」と言われ、量を増やした。
そして、豚肉の薄切りと一緒に、じゃがいも、大根、こんにゃくを煮込んだもの。
”あ、それから夕焼け市で買った、真竹がゆでてあった!”と、「もう帰るわ」という間際に思い出し、急いでしめじとで煮付けにした。
もう、煮物ばっかり。
食べそうなものは何でも持たせたくなる。今までらっきょうなど食べたことはなかったと思うのに、「しょうゆ漬けのらっきょうがおいしい」と言って食べたので、これもビンにいれる。
最近は、炒め物より煮物が好きなようだし、キュウリの酢の物などは「少しでいい」などと言っていたのが、一皿食べるようになった。
成人病が心配される年齢になって、体にいいものを食べようと意識するようになったせいかな、とも思う。
「野菜をしっかり食べてる?」と聞くと、「食べてるわー、トマトとか水菜を」と言う。生で食べられるものだけ。沢山食べられるものではない。
私としては、外食かスーパーでの出来合いのものが多いであろう、息子の食事に、週の2、3日分でも作って持たせられることに、いささかの安心を覚えながら、送り出すのである。
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