さびしい話
『むらすずめ』の集まりで。
ひとりが、「もう、私たちのお墓は作っているの」「この間、自分の写真はほとんど捨ててしまった」と話された。
いや~、それは、ちと早すぎるんじゃないの?
「もう、私たちくらいの年齢になると、だれだって死ぬことを考えるでしょ。写真なんてほかの人にはいらないものだし」。
彼女は心臓が少し悪いとか、そのために、コレステロールを下げる薬を飲んでいる、とは聞いていたが、別に普通の生活に支障をきたすようでは、まったくない。
加齢により、病気になるリスクは高くなるとはいっても、ふつうは、”健康で長生き”を目指して、日々、自分の身の丈に合った生活を心がけるものだ。
今から、思い入れのあるものまで、整理する一方では、さみしい。
これから先も、長い人生があるとして、時には過去を振り返って懐かしんでみたいと思うこともあるだろう。
私など、要らないものは、どんどん整理する一方で、欲しいものも、次々現れる。
まあ、自分なりに、生活信条を大幅に超えない限りは、人生を楽しむためと心得て、買い物をしている。
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