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2008年8月18日 (月)

オリンピック観戦

このところのうだるような暑さで、動くと余計暑く、じっとしていることが多かった。

時はオリンピックの最中、自然と、テレビをつけては、あっちのチャンネル、こっちのチャンネルと、オリンピック観戦に時間を費やしていた。

私はメダルをとるかとらないか、ということよりも、選手それぞれのドラマに感動する。

優勝した選手が、勝った瞬間から見せる涙は思いのありったけを伝えてくれる。

また、自分の持っているありったけの力をぶつけたにもかかわらず、惜しくも敗れた選手が、これまで自分を支えてくれた人たちに対して感謝の言葉を述べる姿にも感動する。

水泳で銅メダルをとった選手が「これが自分色のメダルです。」と言って喜んでいた姿は、とてもすがすがしかった。

北島康介選手は、1つ目の金をとった後、「何も言えない」と泣いていた。万感胸に迫る思いがあったに違いない。

体操競技は東京オリンピックの頃から比べると、難度が格段に増した。見ていてハラハラする。だから、富田選手のような、場数を踏んだベテラン選手でも、鉄棒で落下するようなアクシデントが起きる。

人並み外れた体力、技能を持つ選ばれた人たちが、必死の努力を積み重ねて、4年に一度の世界の祭典で競い合う。そして、記録は更新され続ける。

人はどこまで進化するのだろう。もうこれ以上の進化は必要ないように思われる。

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