リフォーム心理
築20年の我が家で、お風呂のタイルにヒビが目立つようになって、リフォームすることにした。時期的に、秋が一番いいらしい。
トイレもウォシュレットにしたい、、、壁のクロスの汚れも気になる、、、。
いつかやらなければならない、どうせ直さなければならないところは、この際やってしまおう。
リフォームを依頼する業者は、前に屋根の葺き替えと壁の塗り替えをやってもらった業者さん。
この業者は、4年前の我が家のリフォームを皮切りに、このあたりのリフォームをなめ尽くした。あっちでこの業者のノボリが立っていたかと思うと、暫くしたらまたその近くでノボリが立つというように。実に10数軒以上。
大体、築20年から30年の家が多い。年齢層も似通っている。
だから、連鎖的に、”うちでもやらなくては”というような気になってくる。リフォーム詐欺がひところ新聞で騒がれたことだし。近所でやる家が増えるほどに安心感が増す。
だから、この営業マンは近所の情報もいっぱいもっている。
”お風呂をどんなタイプにするか”などの話しをしているとき、「○○さんのうちはこれにしました」とか。
「あそこのご主人は高速の機動隊員です。近所の人が交通違反の切符を切られたんで、奥さんに何とかしてもらえないかと頼んだら、奥さんに、今はそんな時代じゃないと断られたそうです」とか。
「1、2年前にご主人が亡くなられて、奥さんだけの一人暮らしになって、お風呂をリフォームされた」というのが2軒もあった。
こういった当たり障りのない情報を少し洩らしてくれるのも営業マンのサービスのひとつかもしれない。
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