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2008年10月19日 (日)

変形性膝関節症は誤診

私の右膝は左膝に比べて細い。ということは、自然に、膝を中心にして、上も下も少しずつ細い。

40代後半のいちばん忙しい頃で、体に無理をしていたせいだと思うが、ときどき、特に右脚に《こむら返り》を起こしていた。

あるとき、違和感を感じるまま、歩いたり座ったりしているうちに、膝が腫れ上がってきた。

近くの整形外科で診てもらったところ、レントゲンを撮り、「骨に異常なし」。変形性膝関節症と診断された。

まずは注射器で膝の関節液を抜いた。痛かった。それからは、毎日、変形性膝関節症の治療に通った。膝に20分間電気をあてて暖め、その後、足先に重りをかけて膝の曲げ伸ばしを50回ほどやった。

数週間通い詰めたが、治まるどころか、再び水が溜まってきた。

医者は”溜まれば抜く”と言う。余さず抜こうとして、今度は怖さも手伝って、痛くて失神しそうになった。

明らかに治療が間違っている。それでもほかの治療法を知らない。ヤブだったのだ。

県立病院で診てもらうことにした。

ここでの検査は膝にバリウムを注入して、パンパンに膨れさせて、レントゲンを撮るというものだった。

医者は「この検査をすることによって、治ることがあります」と言った。

案の定、1回で、すっきり楽になった。

思うに、こむら返りが起きて、膝の筋がよじれたのを、そのまま引っぱったり、動かし続けたために炎症が起きて、関節液が溜まったものだろう。

”あのヤブ医者の整形外科医院、つぶれればいいのに”と思っていたが、このほど取り壊し、工事が始まっている。

『ついに医療ミスで訴えられるかして、廃業か!』

と思ったが、看板が残っている。どうやら建て替えるらしい。

骨折、捻挫などの決まり切った手当てがほとんどだから、そこそこはやっている。

私は、毎日スクワットをこなして、脚を見るにつけ、”太さが違う”と、いまだに腹立たしく思うのだが。

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