猫たちのこの頃
ヒナの治療費は、今では最初の頃の3分の1になっている。
注射針も容器も少しずつ長く使うようにして、50円の注射針は1日半(それ以上だと針がスッと入らない)、100円の容器は3日もたせるようにした。
消毒用のアルコール綿は100枚入り600円のをずっと使っていたが、化粧綿を買ってその都度アルコールを含ませて使うことにした。
注射液は、1日360CCだったのが、120CCまで減らした。
薬は3種類飲んでいたこともあるが、増血剤のみ3日に1錠飲ませている(知り合いの女医さんがそれでもいいと言われた)。
時々、吐いてはいるが、元気でさえあれば、もう医者の診察は受けないつもりだ。診察料、血液検査料で6千円かかるから。
それと、馬鹿にならないトイレの砂は、私がトイレ掃除をしていると、お誂え向きにヒナが用足しにやって来て、出すものを受け止められることもあり、猫砂の倹約になっている。
徐々に徐々に減らしていって、やっとここまでたどり着いた。もうずっとこのままで良いと思っている。
医者に一生治らないと言われ、私の年金をこの先何年搾り取られることだろうかと、暗澹たる思いがしたものだが、ようやく救われた。
ヒナはますます可愛い。私がピアノを弾き出すと「にゃ~」とやって来て、ピアノの上に上がらせてくれとせがむ。そして、ピアノの上に置いているわたしの帽子を踏みつけてその上で寝る。
利口で感性の鋭いルナはピアノの上で昼寝をしていても、私が弾き出すとギョッとして逃げ出す。
2匹の猫の性格の違いから起こす行動が、見ていて面白い。
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