ボランティア募集を横目に
不要品の寄付を募って、収益金をアジアの女性を助けるための資金援助としているNPOのお店へ、古着を持って行った。
ちょうど、そこへ設立から関わっていられる責任者の方がおられて、二言、三言、言葉を交わした。
なにしろ、ここの前は駐車違反の目が光っていて、おちおち話しなどしていられない。
それで、「お忙しいんでしょ?」と聞かれ、「いいえ、暇ですよ」と答えてしまう。仕事をしているわけではないし、年寄りの介護とか、孫の世話とかがあるわけではないから、「忙しいです」とは答えにくい。
多分、その人は、”暇ならボランティアで手伝いに来てもらえないか”と言いたかったに違いない。
渡された半額セールのチラシの裏は、ボランティア募集だった。
以前、老人介護施設で、お年寄りの話し相手をするために、1週間に1回でも来てもらえないか、と頼まれたこともあった。
私には、今、自由に使える時間がたっぷりある。その時間が嬉しくて、有り難くて、とても贅沢なことのように思えている。
世間で働き手としてはお役ご免となった年齢であっても、今のところは健康だ。
ボランティアの一つくらいしなくては申し訳ない、というような気持ちもちょっぴり起きる。
そのくらい、ボランティア活動というものが、身近で待ち受けている。
その気になれば、少々の時間のやりくりなど、なんでもないことだが、今一歩、踏み出せないでいる。
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