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2009年3月31日 (火)

煎茶会

Rimg0585 煎茶のお稽古を始めてから、初めてお茶会に出席した。

川崎市煎茶道会の主催で、川崎大師で毎年行われている市民煎茶会だ。

お稽古を始めて2年になるので、そろそろ断ってばかりもいられなくなった。

5つの流派のお茶席が設けられていて、お茶席券は4枚あったので、4席に入った。

煎茶席が一つと、あとは玉露席だった。

お点前は、流派によってまったく異なる。だから、お茶を頂くときは、先頭に座っている正客のやり方を見て、それに倣う。

私が習っている東阿部流が他の流派と大きく違うところは、お茶を飲む時、楕円形の茶托を縦にして茶托ごと手に載せて頂くことである。他の流派は畳の上に茶托を横にして置いておく。

席に着く前に正客を決めるとき、いつでもみんな譲り合って、なかなか決まらないことがある。

正客はお点前が始まったら、主催する亭主とのやりとりで、掛け軸から、お花、道具の1品1品はもとより、お菓子まで、素性をみんなに聞かせる役目があるから大変だ。

私は、スクワットを毎日100回続けているから、膝は随分と正座に耐えられるようになったのだが、待ち時間と茶席とで、最後はもう中座しようかと思ったくらい膝が痛くなった。

やっとお茶会に出席したのに、「次はお点前をして下さいね」と言われる。そうなると、楽しんでばかりいられなくなる。「まだ無理ですので」と言えるあいだがいいのだけど、これまたそうは言っていられなくなるのが困ったことだ。

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