ピアノレッスンでしどろもどろ
前回のピアノレッスンはひどかった。
ショパンのワルツが仕上がりのはずだったのだが、途中で何度も間違え、わからなくなったり、少しあわてた。
いつも「家では弾けてたんですけど」と言い訳するのだが、言い訳どころではない。
「今日は弾けないですね~」と言ったら、先生もご自分より大分年かさの生徒に対して、「そうですか、今日は弾けないんですか」と、わかっていただけるようだった。
しどろもどろでレッスンを終えた。
”軽い脳梗塞が起きたのでは!”なんて考えが頭をよぎった。
というのも、「自分では気が付かないうちに脳梗塞になっていた」、という話しを聞いたことが何度かあったから。
もしくは”脳梗塞とまではいかなくても、脳の血流が悪い状態なのかな”と分析してみる。
いや、悲観的に考えないでおこう。単に調子が悪かっただけなんだと。何事も前向きに考えるほうが、心も体も健康に過ごせる。自分で落ち込むほうに持って行ったらだめだ!
今回は、十分とはとてもいかないが、クリアできた。
だけど、折角、好きな曲を弾いていながら、自分で”下手だな~”と思いながら弾いている。
”音楽をしている”という感情にまでもっていきたい!
それにはもっと練習しなくては。
次の曲はショパンのノクターン。ショパンの弾ける曲が1曲ずつ増えるのがうれしい。ショパンの数あるノクターン、ワルツの中から、やさしい曲を選んでもらっている。
大人のピアノを習うようになって10数年で、やっと、ショパンに到達した。
ダラダラ続けていたのが、今が一番気持ちを入れて練習している。毎日30分から1時間くらいなものだけど。
CDでフジコ・ヘミングの演奏を聞きながら、”音楽ってすばらしい!人を幸せな気持ちにしてくれる!と、心地よく台所仕事をしている。
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