孫のおむつがとれた
将来、孫から、”恥をさらされた”と、恨まれるようなことになっては、と、孫のからちゃんが、3歳になってもおむつがとれなかったことを、秘密にしておくつもりだった。
いつか、二人の子を持つ姪が、「今は、おむつがとれるのは3歳。3歳ですよ」と言っていた。
私は聞いて、”まさか、そんな鈍い子はそんなには居ないだろう”と、その時思った。
だけど、うちの孫娘は3歳になってもとれなかった。
うちへ来た時は、いつも何枚か、おむつを取り替えていた。
それが、やっと、3歳2ヶ月半になって、ほぼ失敗しなくなったと言って、ウンチで1回だけ失敗した。
その10日後に来たときは、ついに一度も失敗がなかった。
私がボランティアで週に一度行っている、リサイクル店で、孫娘の服を買いに来られた人が、「三歳になるんですけど・・」と言われていたので、つい、「おむつはとれましたか?」と聞いてしまった。
すると、「ウンチのほうは言えるんですけど、オシッコのほうは、まだときどき失敗します」と言われた。
今年2月に帰郷した際、そのとき2歳9ヶ月のほのかちゃんが、朝起きて、「おはよう~~」と機嫌良く、2階から降りてきた。
ほのかちゃんは、一人でパジャマを脱ぎ、下着も服も、靴下も着替え、ちゃんとおむつも自分で取り替えていた。
みんな感心した。だが、ここまで自分で出来るようになっていて、おむつだけとれないなんてどうしてなんだろう、と思った。
洩らしても、不快感を与えない、紙おむつのせいなのだ。
濡れても、気持ち悪いと感じないから、感覚が育たないのだ。
やっぱり、3歳というのは、当たり前なんだ、と思った。
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