ブームの川越へ
「今、川越はブームだから、混んでるかもしれないね」と、話していたのだが、平日なので、混雑するほどでもなく、ほどほどの人出だった。
喜多院、川越城跡、「つばさ」の舞台となっている街並み、の3ヶ所は、みんなが一致して行きたいと思った場所。
まず、喜多院。これほどの貴重な文化財が収められているとは驚いた。
江戸城から移築された、書院には、3代将軍家光の乳母だった春日局の「化粧の間」があり、客殿には、「家光誕生の間」がある。また、和宮の長持とかの貴重な品も。
そして、広くはないが、小堀遠州による、遠州流の庭園は、特徴のある石の配置が見事で、暫くは、たたずんで風雅を味わった。
かなり歩き、お昼時になったけれど、道順として、川越城跡を先に訪れることにした。
ところが、川越城本丸御殿は現在、改築中で、塀ですっぽり囲われていて、中の様子をうかがうことは出来なかった。
よそのガイドの話を聞かせてもらったりしたので、まったく甲斐がなかったというわけではなかったが。
昼食をとった後は、街並みをぶらりぶらりと。
屋根瓦が何層にも重ねられた商家の重々しい造りに感心したり、川越名物のさつまいものお菓子をのぞき見したりしながら、散策を楽しんだ。
携帯電話を持っている友達は、「本日は、1万歩を越えた」と。
足に心地よい疲れを覚えながら、通勤客の帰宅ラッシュの電車に乗って家路についた。
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