« ブームの川越へ | トップページ | 時計草が咲いた »

2009年6月 3日 (水)

友達のグループ展とトレチャコフ美術館展

出かけることが続いた。

趣味で絵を描いている友達から、グループ展の案内を頂いたので、友達と二人で中野区のギャラリーへ行った。

出展者9人の中では、私の同級の友達が一番若いとかで、80歳代の方が二人いられた。

今、体調を崩されているという83歳の方が3枚出品されていて、1枚は1Mを越えるキャンバスに大胆な抽象画が描かれており、絵を描くということは、こんなにも情熱をぶつけられるものなのかと、感歎の思いであった。

私の友達は、4枚も出品されていて、どれも丁寧に仕上げられていて、日常を絵と共に過ごされている姿を見せて貰った。

そのあと、Bunkamuraザ・ミュージアムの国立トレチャコフ美術館展を見るために渋谷へ出た。

東急百貨店のあるBunkamuraの食堂フロアーは、「なだ万」などの有名割烹店が入っており、高級そうな料理とお値段が示されている。

そして、お昼時とあって、お店の前は大勢の中高年の婦人方が椅子に座って順番を待っていた。

私たちには、ちょっと贅沢すぎるようで、一旦外に出て、近くのイタリア料理店でゆったりと食事をした。

時間を急がされないのがありがたい。どこへでかけても、友達とゆっくり話し合えるというのも、楽しみなことなのだから。

トレチャコフ美術館も混雑していた。

19世紀後半のロシア芸術がこんなにも豊かだったのかと、目を見張る思いだった。

リアルに描かれた文豪トルストイの肖像画から、当時の文化人の間での交流が偲ばれ、興味深かった。

たっぷりと良いものを見て、満ち足りた一日だった。

|

« ブームの川越へ | トップページ | 時計草が咲いた »