署名活動にも苦あり
【一緒に植えたすいかずらも時計草と入り交じって花を咲かせるようになった】
神奈川ネットワーク運動の市議会議員が、定例市議会に、「地方議員年金制度の抜本的見直しの検証を求める請願」を提出するために、署名活動を行うことになった。
国会議員の年金制度は廃止されたが、県議、市議の地方議員の年金は継続されている。
どちらも3期12年勤めれば、生涯年金がもらえる。
公的年金を25年かけて、さらに議員を3期以上やったなら、二重、三重の年金をもらうことも可能だ。
近年は市町村合併などで、議員の定数が減っているので、年金の支払者は減って、受給者が増えている。
そのため、掛け金率より公費負担率が上回るまでにふくれあがり、市民の税金から投入される費用も増え続けている。
神奈川ネットでは、『議員年金はなくそう!』と訴え続けてきた。
今回、署名という手段で、さらなる運動を繰り広げることになった。
私も、多少でも、お手伝いをしなければならない。
期限が迫った夕方、空白が1人分になった用紙を持って、同じ共同購入グループの人の家に伺ったのだが、この人はものすごいおしゃべり好き。
近く、ご夫婦で1週間のスイス旅行に出かけられるとかで、延々と旅行の話しを聞かされた。
一息ついて、署名用紙に手が行った。名前を書いて、やれやれと思う間もなく、中断して、まだ話し足りなかったのか、その前に行ったフランス旅行の話しに移った。
こちらとしては、いつ書き上げてくれるかと、辛抱強く待つしかない。
やっと住所を書き上げてくれたのは、30分も経ってから。
こういう人は、ひたすら自分がしゃべるのを楽しんでいて、相手も喜んで聞いてくれていると、思いこんでいる。
もう、書いて渡してくれたときには、ありがたいなどという気持ちは消え失せて、うんざりしながら、わずか5分ほどの家路を急いだ。
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