時計草が咲いた
時計草の苗を植えて、2年になるのに、つるが縦横無尽にのび放題で、花は一向に咲かない。
クレマティスに覆い被さるほどに侵害してきたので、先日、ついに、半分のつるを切り取った。
今年花が咲かなかったら、根こそぎ抜いてしまおうかしら!
狭い庭にこれ以上のさばらせておくわけにはいかない!などと考えていた。
友達に話したら、「つるの花は何年かかかるんじゃないの」と言われた。
そして、川越を歩いていたその日、家の垣根に3メートルくらいにわたって、つるがびっしり生い茂り、花がいっぱい咲いているのを目撃した。
そうか、時計草はこんなふうに咲くのか、と、今年咲かなくても、気長に待つことにしようと決めた。
そう気持ちを入れ替えたとたん、今日、何気なく外を見やったら、立派に咲いている時計草を発見した。
なんと嬉しいこと!一輪咲いてくれただけで、今まで世話をしてきた甲斐があった。
つるをむしり取ったり、雑に扱ってきたが、急に愛しくなった。
時計草のつるがのびのび育つように、クレマティスを植え替えようかしら。
支柱をしっかりしたものにしなければ、、、、手の平返すように大事にする気になった。
植物は、手をかければこたえてくれるものだ、気長に待つものだと思った。
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