お茶のみ話
最近、散歩の途中で、立ち話しが増えた近所の友達を、家でのお茶に誘った。
うちに愛犬がいた頃は、犬友達だったが、同じ整形外科に通う、骨粗鬆症患者であることがわかってからは、話すことも多くなった。
それに、猫を2匹飼っているので、猫の話もはずむ。
1匹はとら猫、家の前で、交通事故に遭い、倒れていたのを娘さんが連れ帰り、病院で手当てをしてやり、そのまま飼い猫となった。”とらちゃん”と可愛がっている。
もう1匹は、うちと同じ黒猫。この黒猫のやることや性格が、うちのルナとよく似ていて、さらに活発のようだ。
抱かれるのが嫌で、スルリと抜けるのは、同じ。
夜中に、高いところの戸棚に飛び上がって、戸を開けたりは、お茶の子さいさいで出来るらしい。
そのくせ、人見知りをするので、人が来ると、隠れてしまうそうだ。
猫も種類によって、独自の性格があるようで面白い。
友達は、小さな手製のバッグを持って見えた。
手作りが好きな娘さんが、お母さんに作ってくれたそうだ。
飼い犬の大きなカラー写真と、下に Kuriko & Rieko (犬とお母さんの名前)とプリントしている。
今はこんなことが、自在にできるのか、と感心する。
ユニークで、ほのぼのとさせてくれる。
帰る頃になったとき、友達は、「くりちゃん、そろそろ、おうちに帰ろうね!」と、バッグに声をかけていた。
この人は、周りのすべてに優しい気持ちをもっている人だ。
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