当たり前のことが出来なくなった時
近所の70才過ぎの女性に道で出会った。
数ヶ月前、杖をついて一歩一歩踏みしめるように、散歩している姿を見かけたが、もう、杖無しで、ゆっくりと歩いていらした。
聞けば、去年11月に膝が痛くて歩けなくなり、手術したそうだ。
膝の軟骨がすり減って、痛くなったのだろう。
「普通40日かかるところを、1ヶ月で退院出来たんです」と、回復が早かったことを、自身の体力と、努力のせいであるかのように話された。
そして、私に「膝は痛くないんですか?」と聞かれたので、「いえ、膝は痛くないです」と答えると、「痛くないんですか?全然ですか?羨ましいですね~」と、さも羨ましそうに言われた。
人は、当たり前のことで自分が出来なくなると、それが出来ている他人を見ると、羨ましく思うものらしい。
私も肩の痛みがひどくて、いつになったら、、、と回復の兆しが見えない頃、テレビで72才という普通の女性が、両腕を上下にまっすぐ上げ下ろしするストレッチをやっているのを見て、”こんなことが出来るなんて、なんて羨ましい、、、”と感じたことがあった。
最近になって、痛みが大分軽くなり、腕の動きも良くなってきた。左手に肩代わりさせていたことが、自然に右手でやれるようになってきた。
このまま、今まで通りに、週に1回のカイロとリハビリと、家での体操を続けていれば、治ると思えるようになった。
2週間目に受診した整形外科では、いつものように動きの角度を測り、「全体で良くなってますよ」と言われた。
1年くらいかかると言われたんだから。まだ3ヶ月。
まめにメニューをこなそう。
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