猫が気に入った香り
猫というものは、たいていは、シラ~としていることが多い。
けれど、気が付けば何時の間にやら側に来ている、というように人間の側に居ることは好きなようだ。
夏風邪をひいたのか、朝起きたら、頭がフラフラして、この日は1日中寝たり起きたりで過ごしてしまった。
少し家事をしたり、食事をしたりして、2階に上がって一眠りして、起きてみれば、足下にフワッとしたものにあたったり、手を伸ばせば暖かいものに触れたり、というように、猫も私のあとを追って側に来ている。
猫は匂いがするものが好きで、木の箸箱や蚊取り線香皿などに顔をこすりつけたりしている。
最近、私は髪に付けるヘヤートニック剤を変えたのだが、これが猫の鼻をくすぐる好みの香りだったようだ。
寝ていると、髪をガシャガシャしたかと思うと、ガキッと噛みつかれる。
これには頭皮を傷つけられては困るので慌てて遠ざける。
でも、いつでもそっと、猫が寄り添っていてくれるのは、ふんわりと暖かい気持ちになり、思わず猫に話しかけている。
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