書道展をダシに
友達のかな書道展を見に、鎌倉に行った。
小さな画廊だったので、作品は少なかったが、その書を飾る表装が、巻物、掛け物など、それぞれ工夫を凝らした、素敵なものばかりで、その面からも楽しめた。
当のご本人は自分の作品は「ダシ」で、みんなで集まることが目的、のように言われるのだが、水墨画も、かな書道も楽しんで見させていただいているものの、だんだんと、その気配が増してきたような気もする。
今回は、書道展を見たあと、友達のお気に入りのレストランで、大満足の昼食を食べた後は、千葉県の九十九里浜へ一泊旅行となった。
九十九里浜は、太平洋に面した長さ60㎞あるという砂浜海岸で、荒波が押し寄せる壮大なパノラマに、しばらくの間、心地よく風を受けながら、立ちつくしていた。
その後は、千葉にお住まいの仲間の一人の方のお世話で、ご主人が車で迎えに来てくださり、佐倉市の川村美術館まで送っていただいた。
佐倉藩主だった堀田氏の旧堀田邸と、下級武士の武家屋敷とを見てまわり、国立歴史民俗博物館ではもう全部見るだけの時間はなかった。
1時間余り見て回ったところで、まだ4分の1しか見終わっていないということだった。
それほどに、佐倉市は見所がいっぱい、文化財の豊かな場所だった。
このような小旅行は、私たちにとってこの上ない贅沢なもの。
帰りの電車の中では、来年の計画が持ち上がっていた。
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