君子蘭とミョウガ
幼なじみの友達が、埼玉からやってきた。
お土産に、自宅で長年育てていた、君子蘭を株分けして持ってきてくれた。
大きな植木鉢に立派な君子蘭が、よくぞ旅をしてきてくれた!という格好で、キャリーに運ばれてやってきた。
友達は、そんなに大変じゃなかった、と言ってくれたが。
私は、花は好きなのだが、どれも一律の大ざっぱな育て方をするので、すぐ消えてしまう花もあれば、その育て方が合っているのか、いつまでも咲いてくれる花もある。
でも、この君子蘭は、特別、目をかけてやらなくては、と思っている。
それから、電話で「うちの庭で、自然に生えだした、ミョウガが採れた時に、持って行くから」と言ってくれていた。
どうせ、自分の家で採れたということが、貴重な、ミョウガ数個だろうと思っていた。
これが、立派に育ったミョウガが、30個くらいもあっただろうか、「ええ!こんなに採れたの!」と驚いた。
これは、一番おいしい食べ方をしなければ、と、薬味に少々使ったあとは、キュウリ、新生姜と一緒に漬けものにした。
食べては作り、で、3回作って、なくなった。
この友達は、仕事を引退したあとは、国内外の旅行を生き甲斐とし、また、心を込めてお花作りをしている。
私は、時間はあっても、まめに花の世話をするということが、おっくうに思われることが多い。
どちらかと言えば、おいしいものを作ってみたい、という方に、気が向いてしまう。
たいていは、自由な時間が増えた分は、あれもこれも出来るようになるのではなくて、好きなことに、より時間を費やすようになるものらしい。
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