朝顔の終わった跡で
夏の間、いつもの散歩道に、3メートル四方くらいのしっかりした支柱に、朝顔が植えられていた。
今日、朝顔を取り払ったその辺りにたたずんでいられた、その家の方と思われる男性に、「きれいな朝顔を作られていましたね」と声をかけた。
すると、「2年ほどやらなかったんだけど、朝顔は作らないのか、と言われたんで、また作ることにしたよ・・・。種があるので、よかったらあげるよ」と言われ、いただいて帰った。
暑いさなかに、道端に、あんなにしっかりした支柱を組み立てるのは手間のかかる仕事だったろうと思われた。
でも、私も思わず、お礼を言いたくなったぐらい、多くの道行く人の目を楽しませてあげたに違いない。
田舎道を散歩すると、こんな素朴な情景に誘い込まれることがある。
朝顔の、昔と変わらず咲く姿は、子供時代のなつかしい思い出と共に目に写る。
来年の夏は、朝顔をいっぱい咲かせて楽しもう!と胸をふくらませている。
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