後押ししてくれる言葉
近くの公民館で、前に住んでいた家の近所で、一緒に生活クラブの共同購入をしていた友達に出会った。
久しぶりだったので、お互いの健康のことがまず話題になった。
私は「骨粗鬆症なんで、毎日歩いたほうがいいんだけど、つい、きのう歩いたから、今日は休もうかな、ってことになりがちで、、、」と言ったら、「それじゃダメ!」と言われてしまった。
「近所の○○さんは、あの不自由な体で、毎日、雨の日でも遠くまで歩いておられる。この前、雨の降る中で、見ていられなかったので、『車に乗られませんか?』と声をかけたら、『いいです』と断られた」とのことだった。
男性の○○さんは40代の頃、仕事中の事故で、頭に大きな障害を負われた。もう20数年たつが、相変わらず、見て痛々しく思われるほど、歩くのが困難なように見受けられる。
でも、60代の今でも、こうして、”変わらず”ということが、毎日毎日のたいへんな努力のお陰で保たれているのだと思う。
友達に、「○○さんを見習って!毎日歩かなきゃダメ!」と励まされた。
そういう友達は、「私は、子供の時から親の手伝いで百姓仕事をしていたから、骨なんて気にしたことがない」そうだ。
彼女は、娘さん二人も嫁がれて、何不自由ない生活になった今も、週3日、ホームヘルパーの仕事を続けている。とってもやさしくて、たくましい人だ。
”きょうはどうしようかな・・・”、なんて迷ったとき、「○○さんを見習って!」の言葉が、出かける方向へと、踏み出させてくれている。
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