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2009年11月15日 (日)

あちら立てればこちら立たず

健康診断の結果が出て、コレステロール値がまた上がっていた。

「カルシュウムを摂ることばかりに気を付けていたんですけど」と言うと、先生は「あちら立てればこちら立たずなんだよね。そろそろ限界かな~」と言われた。

限界というのは、今まで私が避けてきた、コレステロール値を下げる薬に、もう頼らざるを得ないのではないか、ということである。

「それで、どんな副作用がありますか?」と聞くと、「筋肉をおとすとか、肝臓や、、、、、」三つも四つも挙げられた。

筋肉を増やそうと努力しているのに、、、、。

とても薬を飲む気にはなれない。

《総コレステロール284、中性脂肪92、HDL75、LDL160》

先生は「でも、善玉コレステロールが高いですからね」と、まだ救いはあるかのように言われた。

少し前の新聞で、脂質異常症・老年病内科の教授が、「治療でLDLを低くしても、HDLが低いままだと動脈硬化は進む」と言っていた。

LDLをHDLで割って求める比が高いほど心筋梗塞がより進むことが判明しているという。

「LDLとHDLの比が2.5以上だと動脈硬化が進みやすく要注意だ。2以下を目安にしたい」。

さらに、「糖尿病や高血圧の人は、1.5以下を目標にすべきである」と。

私の場合、LDLの160をHDLの75で割ると、2.13となり、ちょっと越えてる、というくらいの数字。

自分の努力で、安全域に入れるのではないか。

これからは、食事の内容をもう少し緻密に、カルシュウムは多く摂りながら、コレステロール含有量が低い食品を選んで食べるようにしようと思う。

HDLを上げるための基本は運動することなので、あちらもこちらも立てられるのは、ウォーキングということになる。

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