壁の塗装工事
昨年、お風呂やトイレなどのリフォームをしてもらった業者さんに、「来年は壁の塗装ですよ」と言われていた。
前回の塗装で、10年もつと言われていたが9年目になる。
ギリギリまで延ばしたいが、あまり目をつぶっていては、家本体を傷めることになりかねないから、まかせることにした。
ほぼ、1週間、毎朝8時に職人さんが来た。
ピンポンをして、「今から工事を始めさせてもらいます」と、近頃の職人さんは礼儀正しい。
私は、二階に居るとピンポンが聞こえないのだが、猫たちが、ギョッとした顔をして、逃げ腰になるのでわかることが多い。
たいてい二人でやっていたが、親方と一緒のとき、若い者は、「ハイ、、、ハイ、、、ハイ、、、」とまことに小気味よい返事をしていた。
頼みやすそうだったので、ついでに木の物置の塗装を頼んだら、ちゃんと、下塗りして、チョコレート色に仕上げてくれた。
毎日夕方5時過ぎまで、まだやってたのか、と思うほど、暗くて見えなくなるまでやっていた。
リフォーム業者さんに「みんな、礼儀正しくて、丁寧な仕事をされますねえ」と言ったら、「うちは、いい職人にしか仕事をさせませんから」と自信ありげに答えた。
リフォーム会社は、工事を請け負ったら、それぞれ専門の業者に仕事を外注する。
今回は「○○塗装店」と軽トラックに書いていた。
昨年の内装の壁紙の張り替えは、二階の居間と一階の洗面所と、違う業者だった。
仕事の割り振りにも気をつかうのだろう。
そして、工事が終わったら、いつもアンケート用紙が送られてくる。
仕事内容について満足しているか、とか、営業マンや職人の対応はどうだったか、などについて、良い・普通・悪いなどを選択するようになっている。
これが、信頼を得るための、大事な情報なのだろう。
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