七五三詣で
昔は祝い事など、なんでも数え年でやっていたが、最近は、七五三は満年齢ですることの方が多いそうだ。
からちゃんは、両親に連れられて、神社にお参りした。
生後一ヶ月でお参りした時は、両方の祖父母が揃って出席したが、今回はそれぞれの都合で、出席できたのは、私だけ。神社内にあったレストランもなくなっていた。
久しぶりに着物を着る練習をし、当日に臨んだ。
まず、スタジオで、からちゃんが一人の写真を撮る。
カメラマンの女性が「にっこり笑って」と言えば、からちゃんは、口を真一文字に結んでギュッと横に広げる。
奇妙な顔になってしまうので、カメラマンは、「あ、じゃあいいです。笑わなくても。ごめんね」と、元の顔に戻した。
あとから、境内でスナップ写真を撮るとき、ご機嫌とりに、境内で売っていたカステラを買ってきて、「おいしい顔をして!」とママが言ったら、とびきりの笑顔を作った。
「あ、さっきも、おいしい顔と言ったらよかったんだ」。
三歳の子には、物に結びつくことの方がイメージしやすいようだ。
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