カンパをしてくれた人
私が行っているリサイクルショップでは、一画を喫茶用にテーブルセットを置いている。
それで今しばらくは、フェアトレードのネパールコーヒーを飲みたい方にサービスしている。
70代の女性が、提供品の衣類を持って見え、コーヒーを飲まれることになった。
私はちょっとだけ側に座り、お話し相手をした。
その人は、傍らに置いてある、”チリー地震にカンパをお願いします”と書いた募金箱を見て、「やっと生活している状態なので、10円しかできないんですよ」と10円玉を募金箱に入れられた。
「自営業をしていたので、今は国民年金だけなんですが、少なくて。主人が仕事を探しているのですがなくて・・・」。
「先日、”国境なき医師団”から募金の依頼がきたのですが、今の私ができるのはドラエモン募金ぐらいなもので、寄付ができないのがつらいです」とおっしゃった。
自営業で一生懸命に働いてこられて、余裕があるときはユニセフなどに寄付をされていたようだった。
自分が出来る時はと、人助けをしていながら、働けなくなったら、生活できないような国民年金しかもらえないとは悲しい。
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