万年筆

《大好きな今までの万年筆と今回買った細字の万年筆》

このごろすこし筆まめだ。

というのは、どうしても欲しくて欲しくて、ちょっと贅沢だけど、その分ほかで節約しよう、とまで決心して買った、デルタの万年筆とボールペンとシャープペンシルが手元にあるから。

去年私の愛用している万年筆のペン先を修理に出したお店のホームページを見ていたら、黒と鮮やかなオレンジ色のすばらしい色合いの万年筆が載っていた。

それからは、買おうか、あきらめようか、と数日間考えた。

そして、実物が、デパートにはあるかもしれないし、それにかわる気に入ったものが見つかるかもしれないと、伊勢丹に行ってみた。

けれど、そこには気に入ったものは見つからず、店員さんがメーカーのカタログをいろいろくれた。

それで、よけいに”あの万年筆が欲しい”という思いが募った。

ここはネット販売で探してみよう、とパソコンで検索。

定価よりもうんと安く手に入れられた。

ついでに、ボールペン、シャーペンもおそろいで。

ずーと愛用するものだから、一時の出し惜しみは後悔を招く。

注文して、届くまではとても待ち遠しかった。

そして、思い通りの品物が届いてからは、毎日、”今日も使わなくては！”と文字を書くことを促されている。