リサイクル店に復帰された人
ボランティア先のリサイクル店でのこと。
少し込み合っていたとき、大きなマスクをした女性が「ボランティアなら出来るんですけど」と言って、カウンターに来られた。
新しくボランティアを希望される人かな、と思った。
でもその人は、1年前までずっとスタッフとして、他のNPOの店も掛け持ちで働いていられた人だった。
1年ちょっと前にこの店が開設されたばかりの頃、「お店に来られるお客さんを私たちは気持よくお迎えしましょうよね。」と明るく話されていた。
それから暫くして、彼女が顎の癌で入院し、手術したというお話を聞いた。
でも、気丈に明るさを失わず、病に立ち向かっていられるということが伝わってきていた。
そんな中、突然目の前に現れた。
「家にじっと居るよりは、みんなと話している方が楽しいから、、、」とおっしゃりながら。
この人の性格がこんな風だから、回復を早められたのだと思う。
もうこれ以上、この人に苦しみが与えられないことを祈っている。
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