« 平櫛田中 | トップページ | 『城ヶ島の雨』 »

2010年8月13日 (金)

朝顔

008_2 6月中旬に、去年、散歩道でいただいた、朝顔の種をまいた。

葉は勢いよく育ったものの、なかなか花が咲かなくて、葉っぱだけで終わってしまうのではないかと思い始めたころ、ポツポツと花が咲き始めた。

咲いてみれば、養分をしっかり貯えていたのか、色鮮やかで立派な朝顔だった。

花に関心をもたない息子が、「朝顔が涼しそうでいい」と言ってくれた。

繁った濃い緑の葉が、南の刺すような日差しをやわらげてくれる。

狭い庭なので、朝顔を植えた場所は、去年まで時計草を植えていた場所。

一度は、時計草を大事にしようと思ったりしていたのだが、たった一本ながら、年がら年中、ツルを伸ばし続け、始末が悪く、とうとう引き抜いてしまった。

朝顔はいい。

子供の頃、どこの路地にも咲いていた、なつかしい光景を思い出させてくれる。

枯れてしまえば、種だけ取って、きれいさっぱり。

朝顔は夏の風物詩。

|

« 平櫛田中 | トップページ | 『城ヶ島の雨』 »