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2010年9月15日 (水)

「ゲゲゲの女房」

私がテレビで楽しみに見ているのは、朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」。

一番演技がウマイ!と感心しながら見るのは、風間杜夫が演じる水木しげるの父親役だ。

以前、私が住んでいる文化会館で、風間杜夫の1人芝居があった。

2時間におよぶ舞台を、あきさせることなく変幻自在に役柄をつとめた。

心底「なんとうまい役者であろうか!」と、感じ入ったものだった。

若い向井理、松下奈緒の夫婦役は、無難にこなしていて安心して見ておれる。

意外な面白さを感じたのは、マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男のモデルといわれる、しげるの幼友達役の杉浦太陽。

飄々とした、軽っぽい身のこなしが役にはまっている。

もちろん、ゲゲゲの女房の父親役の大杉蓮は、いうまでもない。

深い計算づくの演技で脇を盛り上げてくれている。NHKならではの役者の豪華さだ。

もうすぐ終わるが、半年間楽しませてもらった。

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