伊東温泉の旅
友達から、8月初めごろ猛暑の最中に、水墨画県展に出品するため頑張っているという便りをいただいたが、今回も佳作という立派なものだった。
倉敷銘菓にちなんで「むらすずめ」と名づけた水墨画鑑賞グループの全員が集まった。
横浜中華街で、一皿ずつみんなで分け合い、ほどよいおなか具合になるまで、語り合いながらの食事は何より楽しい。
その後は、伊東温泉へ一泊旅行。
その日は宿で温泉に入り、夜、心ゆくまでおしゃべりするのも、大きな目的。
寝るのが惜しいと思われるほどに話は尽きなかったが、深夜1時、もうこれ以上はあしたに差し支えるので打ち切りに。
翌日はあいにくの雨だったので、「城ヶ崎海岸散策」コースは取りやめた。
海岸ですべって骨折でもしたら大変だから、と、高齢者の旅は、無理をしないことをモットーとしている。
昭和初期の温泉情緒を残す旅館で、今は市が名所として公開している「東海館」と、「木下杢太郎記念館」を見学した。
帰りは、伊豆急行からそのまま東海道線で東京行きの便で、私は小田原で小田急線に乗り換えるため先に下車。
塩釜から来た友達は、東京駅からまた新幹線に乗って帰る長い道のりだが、時間も費用もいとわず、これからも”水墨画鑑賞および旅行付き”を楽しみにしている。
その夜、塩釜から”楽しかった~”のメールが入り、全員がそれに応えて返信する形になった。
| 固定リンク
最近のコメント