椿油
どーもハンドクリームというものを付けるのが好きではなくて、毎年寒い間、両手の親指はつま切れを何度か繰り返していた。
つま切れになると痛くて、軟膏を塗り絆創膏で保護しておくと2,3日で治った。
それでも自分は合成洗剤を使っていないからそんなに手荒れはしないはず、という思い込みがあった。
そして足のかかとのガサガサもなんとかしたかった。
この冬は椿油をお風呂上りに足の裏にたっぷり摺り込み、手の指先にも摺り込んだ。
そうすると、足の裏はすべすべ、手の親指は全然つま切れが起きなかった。
匂いはしないし、お風呂上りに付けるだけで一日中すべすべしている。
もともと、椿油の効能書きには、”毛髪に栄養を与える”としか書いていない。
こんなに皮膚全体に効き目があるのだから、もっと効能を書き加えたらいいのにと思う。
私は最初、使うのをためらってしまったくらいだ。
生活クラブで注文したもので、生産者は伊豆七島利島村製油センターとなっている。
『島椿』の商品名も素朴であり、『あんこ椿』の歌とともにのどかな島の光景が思い浮かぶ。
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