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2011年3月18日 (金)

買いだめに走る人たち

大地震の三日後、早朝街に出る用があり、8時半ごろバイクで出かけたが、途中、100メートル以上の車の渋滞があった。

”今日は何事だろう、こんなに長い渋滞ははじめてだな、、と思ったら、渋滞は信号待ちではなかった。

ガソリンスタンドまでだった。

そして9時過ぎ、”牛乳がなくなったからついでに買って帰ろう”と思い、スーパーに入ったら、レジまでものすごい行列が続いていた。

マイクで「店内が混雑してこれ以上対応できませんので、他のお店をご利用ください」と呼びかけていた。

とても買い物できそうもないので、帰る途中の生協に行った。

ここもいつもよりは相当混雑していたが、いつもどおりの買い物をカゴに入れてレジに並んだ。

ところが、ここからがなかなか、みんなカゴ二つとかどっさり入れているので一人一人ものすごく手間取っている。

「お米を買おうと思ったのに全然ない!」と言っている人がいた。

やっと気が付いた。

地震で物不足になったり、値上がりしたりする前に買いだめしようとしていたのだと。

どうしてこんなふうに混乱を招くようなことをするのだろうかと思う。

物が無くなってしまうとは考えられないが、いち早く自分だけそういう状況を免れたいと思う気持ちは恥ずかしい。

  

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