選挙の手伝い
前回選挙を手伝ってから4年が過ぎ、また選挙年となった。
お手伝いを請うファックスが入り始めてからも、
歳だし、もういいだろう!
との思いから、これからは後援会員として支持するだけにしよう、と思っていた。
だけど、神奈川ネットの候補者をはじめとする関係者たちは、人手が足りないにもかかわらず、強引に手助けを求めない。
ひたすら「応援をお願いします」のファックスを送信する。
党の資金が乏しい中で、自前のボランティアを募るわけだから、なかなか名乗り出る人は少ない。
また気持ちはあっても元気な人は働いていて体が空いていない。
私など及ばずながらであるが、またまた、いささかのお手伝いを申し出ることにした。
外回りと、事務所仕事と。
事務所仕事では、最初、電話掛けを頼まれたが、本当は電話掛けは好きじゃない。
「もう、この歳でストレスを感じるようなことはしたくないから」と言って、リーフをセットしたり、公選葉書の宛名書きなどをやらせてもらった。
だけど、選挙が告示された終盤になってからは、葉書を送りっぱなしで直接の声を届けていないんじゃ、気持ちが伝わらない。
もう嫌いだなどと言ってられない!
電話かけしかなくなった。
日ごろ、電話では、友達と好き勝手なことをしゃべるだけだけれど、選挙のお願い電話は勝手が違う。
中にはこういう電話もあった。
若いお母さんから「うちには障害のある子供がいて、先が心配でならないんですよ。そういう子のことを考えてもらえるんでしょうか」という切実な訴えがあった。
私は、少し候補者の代弁をするような気持ちになって、「ええ、それはお母さんの不安が少しでも取り除かれるように努力をさせていただきますよ。神奈川ネットの候補者にはそういうお子さんを持ったお母さんもいますからね」と答えた。
こんなことを言っているうちに、自分でも、”相手の話にすぐさま的確な言葉を探して受け答えをする”、これって、脳の活性化になっているんじゃないのっ、と思い至った。
やはり、何もしないより、やれる間は何でもやった方がいい、結局は自分のためになっているんだと知った。
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