かぼちゃ
12月の冬至の頃までは、かぼちゃはほとんど切らすことがなかった。
煮物や、かぼちゃサラダ、テンプラ、お味噌汁の具に入れたりと、まるごと一個買っては飽きることなく食べていた。
温度管理と流通機構が発達したおかげで、ずいぶん長い期間、出回るようになったが、さすがに冬至を過ぎると、国産品は姿を消した。
4月になって、農協の直売所で見つけたので、もう出てきたか、と、数ヶ月ぶりに大玉を買った。
もうちょっと、という味だったが、かぼちゃは当たり外れが多いから仕方ないな、と思った。
次に行ったとき、かぼちゃは出ていなかった。
「かぼちゃは今日はないんですね」とたずねたら、「ニュージーランドからの輸入品だけど、値段が高くて売れないから、やめたんでしょう」と言われた。
農協の直売所といっても、生産者グループが運営していて、農協はほとんど関与していないのかもしれない。
と思ったら、生活クラブの注文書の中に”かぼちゃ”があった。
今度はこれを注文した。
配達されたかぼちゃは、長崎や、JA鹿児島などから仕入れていて、とてもおいしかった。
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