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2011年5月25日 (水)

かぼちゃ

12月の冬至の頃までは、かぼちゃはほとんど切らすことがなかった。

煮物や、かぼちゃサラダ、テンプラ、お味噌汁の具に入れたりと、まるごと一個買っては飽きることなく食べていた。

温度管理と流通機構が発達したおかげで、ずいぶん長い期間、出回るようになったが、さすがに冬至を過ぎると、国産品は姿を消した。

4月になって、農協の直売所で見つけたので、もう出てきたか、と、数ヶ月ぶりに大玉を買った。

もうちょっと、という味だったが、かぼちゃは当たり外れが多いから仕方ないな、と思った。

次に行ったとき、かぼちゃは出ていなかった。

「かぼちゃは今日はないんですね」とたずねたら、「ニュージーランドからの輸入品だけど、値段が高くて売れないから、やめたんでしょう」と言われた。

農協の直売所といっても、生産者グループが運営していて、農協はほとんど関与していないのかもしれない。

と思ったら、生活クラブの注文書の中に”かぼちゃ”があった。

今度はこれを注文した。

配達されたかぼちゃは、長崎や、JA鹿児島などから仕入れていて、とてもおいしかった。

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