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2011年7月 9日 (土)

大失敗

こんなにも大きな失敗をやらかしたのだから、二度と起こさないよう、手立てを講じなくてはならない。

友達が出品している「神奈川県水墨画公募展」を、いつものメンバーで見に行くことになった。

昨年と同じ待ち合わせ場所に、私は指定時刻の10分前に着いた。

改札口の向こうに待ち受けているはずの人たちが、だれもいない。

この時間で4人もの人たちがいないのはおかしい!

私は何を間違ったのか!

連絡を取るにも出がけに、重いから手帳は持っていかないでおこう、と、バッグから取り出したのが悔やまれた。

しばらくの間、反対側の改札口に回ってみたりしたが見当たらない。

待ち合わせ場所を間違ったのかもしれない、もう、会場に直接行くしかないか、と、タクシーに乗った。

ところが、展覧会場を覚えていない。

若い女性の運転手さんに「水墨画公募展」というのをやっている所なんですが」と言うと、「そういうのではわからないんですが」と言われる。

「会社に電話して、パソコンで調べてもらえませんか?」と頼んだら連絡をとってくれた。

でもわからなかった。

少し走ったところで下ろしてもらい、公衆電話から我が家に電話した。

すると、出かけていた主人が帰ったところで、運よく友達の携帯番号がわかった。

電話をすると、みんな、さっきまで私が居た場所で待っていてくれた。

それから、やっとみんなと会場で落ち合うことができた。

なんのことはない、私が記憶違いで30分早く来すぎたのだった。

みんなにも迷惑をかけたけれど、それにしても自分の記憶があいまいなことに愕然とする。

これからは、

☆出かけるときは”みんなと一緒だから連れて行ってもらえる”などと思わず、行き先をしっかり頭に入れておく。

☆自分の記憶だけを頼りにしないで、カレンダーで確認する。

☆途中で何かあった時、連絡できるように手帳は常に持っておく。(住所録を書き写した小さなノートを用意した)

この三つのことは、外出の際に必ず守らねばならない心得としよう!!

今回のことは、意識して記憶にとどめようとしなければ、何にも残っていかないのだということを、気付かせてくれた。

年齢に抗う多少の努力は、自分らしさを保ち続けるためにずっと必要だと痛切に思った。

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